年長児の夏休み(体験記)

1ヶ月以上ある夏休み、あれもしたい、これもしたいと計画は立てるものの、 気づけばあっというまに過ぎてしまうものです。
一向に進まない計画に、子供を怒鳴り散らしてしまい、結局機嫌を損ねてしまう…今日もあまり進まなかった、、という悪循環になってしまいがちです。 本番まで3ヶ月を切ると、親も毎日ピリピリムードでできていないことに焦りがちです。怒りたくなくても怒ってしまうのは、みんな同じです。 そこで、なるべく穏やかな夏休みを過ごし、遊びを取り入れた我が家での取り組みをご紹介します。

①家で勉強しない

カフェや人の少ない児童館などを見つけ、感情的になるのを抑えられる場所で勉強するようにしました。 もちろん、それでも怒ってしまう時はあります。しかし、人の目があるところではいくばくか制御できます。 暑くて外に出たくないと思いますが、1日家から全く出ないということはしないようにすると良いでしょう。

②親戚の力を借りる

帰省などでおじいちゃん、おばあちゃんの家に数日行くこともあるでしょう。もちろん遊んだり、休んだりすることも大切ですし、思い出を作る絶好の機会です。 問題や課題にもよりますが、内容によっては、おじいちゃん、おばあちゃんの力を借りるのもよかったと思います。 お話の記憶は、色々な人に出題してもらうことが 大切でもあるので、是非協力を要請してみましょう。おじいちゃん、おばあちゃんなら、親のようにガミガミ言うことなく練習問題が進みました。できれば◯付けなどもお願いすると良いかもしれません。

③お友達を呼んで行動観察の練習

受験準備をしている、いていないに関わらず、子供の仲良しの子供を呼んで、たまには思い切り遊ばせてあげることも良いと思います。 でも、無計画におもちゃで遊ばせたり、ゲームをさせたりするよりは、「行動観察」「巧緻性」に繋がるような遊びを取り入れてあげるのも良いのではと思います。 例えば、行動観察のように、はじめにルールを指示し、遊びの中での我が子の様子を観察する、言葉遣いを確認する、ルールを守れているかなど、シンプルなものです。いつも、お教室のお友達とばかりの行動観察ですが、本番は初めましてのお友達がほとんどですし、いつもとは違う場面での対応を確認してみると良いでしょう。 (私は、数名のお友達を呼んで、大きな模造紙にみんなで話し合って、絵の具で絵を描く、などをさせてみたりしました。)

④頭を鍛える遊びを取り入れる

ペーパーをこなすことだけが頭を鍛えるものではないと思います。 実際、頭を鍛える(であろう)と思い、実践した遊びは下記です。

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おばけキャッチ
オセロ
連続しりとり(はじめの言葉から全部を覚えてしりとりしていくゲーム)
神経衰弱 はさみ将棋 など
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いかがでしたでしょうか。 夏休み、成績が伸びる時期と言われ、残り時間も少なくなり、さらに暑さでイライラがピークになると思いますが、上記のような内容も取り入れながら、少しでも楽しみながら笑顔で乗り越えたいですね!