受験の前日(体験記)

あれもまだマスターしていない、あの問題集もまだ残っている…
受験の前日は、心ここにあらず、という何だか宙に足が浮いた感じで過ごす家庭がほとんどだと思います。

でも、これまで親子で一丸となって数ヶ月、数年と頑張ってきたはずです。
これまでの取り組みをお母さん自身も褒めてあげ、決して「こんなものもできないの!!」と声を荒げるようなことはしないでください。

我が家も10月31日は、私がドキドキ、おそらく子供にも若干伝わっていたように思いますが、下記のことを丁寧にこなしました。

■これまでの頑張りを評価
こなしてきた問題集や描いてきた絵の「量」を並べて見せ、「これだけやってきたんだから大丈夫だよ!」と見せました。
積み上がった問題集やプリント、画用紙の量を見ると、本人にわかりやすく自信に繋がっていくと思います。

■「終わったら○○しよう」を話す受験期間中は我慢していた○○を、試験が終わったらしようね♩と笑顔で会話しました。行きたい場所や遊びたいゲームなど、何でも良いので、子供がワクワクするような話をしてあげると、明日、明日から続く試験のエネルギーになります。ちなみに、我が家は「すみっこぐらし」のお店に行く!でした。

■栄養たっぷりの手作りご飯を家族で栄養たっぷりで品数の多い夕食を心がけました。面接はすでに終わっている学校が多いと思いますが、試験の鼓動観察などで「昨日のご飯は何だった?」「今日の朝ごはんは何を誰と食べてきた?」と聞かれることも珍しくありません。かといって、慣れない豪華なものを食べて、お腹を壊したりするお子さんもいらっしゃるようなのであくまでも日頃食べている子供の好物などが良いと思います。朝はバタバタするので、前に日に用意しておくのも良いかもしれません。
■持ち物チェックあたり前のようで以外に見落としがち。11月1日は初日で忘れることは少ないのですが、2日、3日は以外に1日の疲れなどで忘れ物をしてしまいがちです。(実際に私も2日の試験で忘れ物をしました。運よくカバンの中のもので代替できたのですが、冷や汗でした…)忘れ物は、一気に子供のテンションを下げてしまいます。1日校以外、できれば、連続試験の場合は、学校特有の持ち物がないか念の為確認しておくことが大切です。
■ハグハグハグ!!!とにかく抱きしめてあげることが大切だと思います。人間は、ハグして「8秒」経たないと実際の愛情を感じないというデータがあるのだとか。ことあるごとに抱きしめてハグしていると思いますが、試験前、本当にお母さんの愛情が伝わるように、いつもより長めに抱きしめてあげるとよいでしょう。

■とはいえ、問題は解く!前日だし、もう問題を解いても同じだ…今日はゆっくりしようと思わず、1問でも多く解くことをおすすめします。できれば、当日の朝ギリギリまで。どうしてかというと、我が娘も、どうしても苦手な分野があり、当日の朝まで取り組みました。ギリギリマスターできたかな。。と思い、送り出したら、まさにその分野がそのまま試験に出たのです。全てやるのは難しいですが、頻出する問題で怪しい領域はギリギリまで取り組んでみるのも良いでしょう。