【季節の知識・体験】12月のお勉強

新年長さんは、11月の入試までちょうど1年となる12月。
クリスマスや大晦日などの行事に加え、意外にも受験頻出の花が見られる季節でもあります。12月にできる季節の知識・体験をご紹介します。

イベント

<冬至>

冬至は、12月22日。夏至と反対に、夜が最も長くて、昼が一番短い日です。その言葉の意味を夏至と共に覚えましょう。
冬至には、柚子湯に入るという習慣があり、風邪の予防になると伝承されています。5月の菖蒲湯と一緒に体験すると良いでしょう。かぼちゃの煮物も冬至に食すと風邪予防になると言われています。

<クリスマス>

クリスマス関連では、単語として「トナカイ」「そり」「ポインセチア」などを覚えます。ツリーの飾りや、サンタクロース、雪だるまなどをモチーフにした工作なども作りやすいと思います。

ケーキを一緒に作ったり、七面鳥を焼いたりなどし、お友達を呼んでパーティーをするなども良い経験となるでしょう。

「クリスマスには何をもらいましたか?」面接日からすると約1年前のことなので、このような質問は滅多にないと思われますが、「今までもらったもので一番嬉しかったもの」などの関連で子供が「(直近の)クリスマスにもらった●●●」と答える可能性は十分にあります。                          子供が欲しがっているものをあげるのが一番良いのですが、もし複数の選択肢があるのであれば、ゲーム<ブロッック、本などを選ぶことをおすすめします。

もし、キリスト教系の学校を志望のご家庭は、クリスマスを機会にキリストの話などをすると、子供にもイメージが湧きやすいかもしれません。

<大晦日>

大晦日に関連する単語は、「大晦日」「大掃除」「年越しそば」「除夜の鐘」など。それぞれ単語の意味を教えるだけでなく、実際に体験をしながら、その意味合いと共に身につけるのが◎。 

特に、「大掃除」は頻出。(掃除自体が小学校受験では頻出です)実際に当方、本番の面接で「今日は大晦日です。家族で大掃除をしようと思います。誰がどこをどのように掃除するかを家族で話し合ってください」という面接を受けました。

植物

11月ごろから見れる「サザンカ」「ツバキ」この違いが出ることはほとんどありませんが(ツバキの方が頻出)実際に2つを見て違い(葉の形、花の落ち方)を覚えるのも良いでしょう。

「シクラメン」・「スイセン」も頻出。シクラメン、ポインセチアはこの時期お花屋さんでたくさん見ることができますが、「サザンカ」「ツバキ」「スイセン」は大きな公園や、お家の庭などでしか見られないことが多いため、散歩がてら目を光らせて探してみましょう。

食べ物

「大根」「白菜」など白い物は12月(冬)の食べ物であることを実際の料理で覚えましょう。その他、上述した「かぼちゃの煮物」「年越しそば」「七面鳥」など。

生き物

「鶴」「白鳥」は、川などで一部見ることができますが、みられる場所が限られてしまうため、「鶴の恩返し」「みにくいあひるのこ」などのお話と共に、冬に見られる鳥として一緒に覚えましょう。